Vaccination予防接種
当院では、インフルエンザから麻疹など
様々な予防接種を行っております。
予防接種とは感染症の原因となるウイルスや細菌が作り出す毒素を弱めてワクチンを作りそれを体に接種して、その病気に対する抵抗力をつくることです。インフルエンザ以外も対応しておりますので、ご相談ください。
Notes予防接種・ワクチン一覧
- 新型コロナワクチン
- マラリア・高山病予防薬処方
- ツベルクリン反応
- インフルエンザ
- A型肝炎
- B型肝炎
- 狂犬病
- 日本脳炎
- 破傷風
- ジフテリア
- MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)
- 水疱瘡
- 肺炎球菌
- Tdap(3種混合ワクチン大人用)
- 髄膜炎
- 腸チフス
- MMR
- IPV(不活性ポリオワクチン)
- おたふく
- 麻疹
- 風疹
Notes予防接種の価格表
種類 | 価格(税抜) |
---|---|
MR(麻しん風しん混合)ワクチン | 8,000円 |
麻しんワクチン | 5,000円 |
風しんワクチン | 5,000円 |
おたふく風邪ワクチン | 5,000円 |
水痘(みずぼうそう)ワクチン | 7,000円 |
肺炎球菌ワクチン | 8,000円 |
MR(麻しん風しん混合)ワクチン、麻しんワクチン、風しんワクチン
麻しん(はしか)、風しんを予防するワクチンです。
このワクチンの接種により麻しん、風しんに対する抗体ができ、かかりにくくなります。
麻しん、風しんが成人で流行していますが、成人がこれらにかかると重症になることが多く、とくに妊娠初期の妊婦が風しんにかかると赤ちゃんが先天性風しん症候群(心奇形、白内障、難聴など)という病気を持って生まれる危険性があるため、成人も接種が推奨されています。
麻しん |
感染力が強い病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、充血、口腔内に白い斑点、赤い発疹 |
空気感染や飛沫感染 |
10日~14日 |
強い |
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風しん |
体中にピンクの発疹、発熱、首や耳の後ろのリンパ節が腫れる |
飛沫感染や接触感染 |
3日程 |
弱い |
妊婦が麻しん(はしか)にかかるとどうなるの?
妊娠中の麻しん感染は肺炎を起こすなど、重症化しやすいという報告があります。 また、麻しんが胎児奇形を起こすリスクは低いものの、流早産になる割合が30~40%と高く、これは母体麻しん発症後2週以内に起こることが多いとされています。 分娩直前に母体が麻しんになると、とくに早産の場合は出生児が重症になることが知られています。妊娠中は麻しんの予防接種を受けることが出来ないので、早期の抗体検査をしましょう!
妊婦が風しんにかかるとどうなるの?
風しん感染しても症状が出ないことを不顕性(ふけんせい)感染と言います。不顕性感染の場合、胎児に感染する可能性は2~4%ですが、症状が出ると、60%程にまで上昇します。 胎児に感染すると、およそ30%の胎児に、先天性風疹症候群(心奇形、白内障、難聴など)を発症する可能性があります。 特に妊娠初期、10週までに胎内感染が起きてしまうと、高い確率で心臓の奇形や眼症状を発症します。妊娠18週を過ぎると胎児への感染率は大幅に減少し、先天性風疹症候群を発症する確率はほぼなくなると言われています。 しかし、聴覚が完成するのは他の器官よりも遅いため、妊娠中期での感染による聴覚障害も報告されています。妊娠中期までは風しんにかからないよう注意が必要です。 妊娠中は風しんの予防接種を受けることが出来ないので、早期の抗体検査をしましょう!
麻しん(はしか)の予防接種を受けた世代と受けていない世代
国は2回の予防接種を推奨していて、1990年4月1日以降に生まれた世代は、はしかの予防接種を2回以上受けることが義務付けられ、受けています。 2回の予防接種が義務付けられる前、1978年10月~1990年3月31日生まれの世代は、1回しか予防接種を受けていない可能性があり、そして、それ以前に生まれた方は、はしかの予防接種を受けていない可能性があります。
おたふく風邪ワクチン
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)を予防するワクチンです。
このワクチンの接種により流行性耳下腺炎の原因ウイルスのムンプスウイルスに対する抗体ができ、おたふくかぜにかかりにくくなります。
流行性耳下腺炎 |
耳下腺の腫れ、圧痛、嚥下痛、発熱 |
接触・飛沫感染 |
7日~14日 |
強い |
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おたふく風邪の合併症
おたふく風邪にはさまざまな合併症を伴うことがあります。
後遺症が残るという点から、難聴と不妊の2つはとても重要です。
難聴
おたふく風邪に伴う難聴はムンプス難聴と呼ばれ、聴覚障害は、主に片側に現れるといわれています。耳の聞こえが悪くなると同時に、発語に影響が及ぶこともあり、完全な聴力喪失はまれですが、部分的な聴力障害でも日常生活における影響が及ぶことがあります。ムンプス難聴は回復することはなく、補聴器などによるサポートが必要になります。
不妊
成人期に感染したおたふく風邪のうち一部は、性腺(精巣や卵巣)に炎症を生じるといわれています。発熱に加えて、腹痛や陰嚢いんのうの腫れ・痛みを伴います。多くの場合は片方の性腺が影響を受け、両側に炎症が起きることはまれです。両側に炎症が起こった場合、男性不妊などにつながることもあります。
このほかにも、髄膜炎や膵炎などを合併し、それぞれ頭痛や嘔吐、腹痛などを生じることがあります。
水痘(みずぼうそう)ワクチン
水痘(みずぼうそう)を予防するワクチンです。
このワクチンの接種により水痘(みずぼうそう)に対する抗体ができ、かかりにくくなります。
水痘(みずぼうそう)の合併症には以下のように多くの合併症があります。
水痘(みずぼうそう) |
発熱・倦怠感・咽頭痛・食欲低下、赤い丘しん、水疱、膿疱(のうほう)、痂皮かひ(かさぶた) |
空気(飛沫核)感染、飛沫感染、接触感染 |
7日~14日 |
強い |
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- 二次性細菌感染症
- 肺炎
- 脳炎
- 急性小脳失調
- Reye症候群
- 新生児水痘症
- 先天性水痘症候群 など
合併症の危険性は年齢により異なり、健康な小児ではあまりみられませんが、15歳以上と1歳以下では高くなる傾向があるとされていて、合併症に応じて、それぞれ特徴的な症状が現れます。
水痘(みずぼうそう)ワクチン
肺炎球菌感染症を予防するワクチンです。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌が起こす病気の総称で、肺炎のほかにも中耳炎、副鼻腔炎、髄膜炎(ずいまくえん)などが含まれます。
肺炎球菌感染症の合併症
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
Notes予防接種を受けられる際の注意事項
予約制です。ワクチン入荷までに7日ほどかかります。
- 当日は診察券(お持ちの方のみ)・保険証または免許証(本人確認のため)・母子手帳(18歳以下の方)・予診票(お持ちの方のみ)をお持ちください。
- 高校生までのお子様は母子手帳の持参と、保護者の付き添いが必要です。
- 当院では同時接種は大人のみで2種類までです。お子さんの同時接種はいたしません。
- 生ワクチンは妊娠中もしくは妊娠している可能性がある場合には接種できません。また接種後2か月間は避妊が必要です。
- 生ワクチン接種後は、4週(中27日)以上あけて、次の接種が可能です。
- 不活化ワクチン接種後は、1週(中6日)あけて、次の接種が可能です。
- お子さんの公費接種を受け損ねてしまった方、今後どの予防接種を受けたらよいかわからない方は、市役所の予防接種担当課にお問合せください。
当院では、このようなご質問にはお答えしかねますのでご了承ください。 - 接種証明書(日本語)は1通1620円、接種証明書(英文)は1通2,000~4,000円です。 当院で接種したワクチンの接種証明のみ記載いたします。他院で接種されたワクチンについては記載できません。
Application / planning method申し込み・予約方法
予約制となっております。
7日前までに窓口での受付、
もしくは、お電話にて
お申し込みください。